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小児へのコロナワクチン接種のデメリット

2月10日厚生労働省は、5歳から11歳向けコロナワクチン接種の努力義務を適応しないことを決めました。これは、小児に対する有効性が認められなかったためです。

一方、安全性については多くの懸念があります。

一般に若年層では副反応が強く出ます。接種部位の疼痛、発熱、倦怠感のほか、心筋炎も問題となりました。

mRNAワクチンの開発に携わった一人であるロバート・マローンは、このワクチンの潜在的危険性について、脳神経系、心臓血管系、生殖系、免疫系への損傷を引き起こす可能性があると指摘しています。

Genetic Vaccination in Children — Robert W Malone MD (rwmalonemd.com)

実際、九州大学馬場教授は、コロナワクチン接種と死亡との因果関係を詳しく検討していますが、結論はワクチン接種と因果関係があるのは、血栓症(アストラゼネカ、J&J)、心筋炎、アナフィラキシー(ファイザー、モデルナ)の3つとしています。

新型コロナワクチン、接種と死亡の因果関係 | 公益社団法人 日本経済研究センター:Japan Center for Economic Research (jcer.or.jp)

日本では、コロナワクチン接種による死亡数は、約1年間で1,438人、重篤数が6,370人と報告されています(1月2日分まで。9,682万人に2回接種)。『コロナワクチン副反応に関する検討部会』では、すべての事例が「因果関係なし・評価不能」との結論です。

ところが、平成30年シーズン1年間にインフルエンザワクチン接種による死亡数は、5,251万回接種して0人、重篤数が53人でした。

904246医薬品安全性情報№369.indd (mhlw.go.jp)

いかにコロナワクチンに重篤な副反応が多いかが分かります。

さらに驚くべきことは、2021年の日本人の超過死亡が異常に多いことです。10月までの累積ですでに5万6000人の超過死亡が報告されており、4月以降ずっと死亡超過が続いています。例年冬にインフルエンザが大流行すると1万人程度の超過死亡が生じますが、それ以外の季節には見られないことです。医療従事者の優先接種が2020年12月から始まり、高齢者のワクチン優先接種が昨年4月から始まった以降に、超過死亡の増加が起きています。一方コロナ感染死亡数は、過去1年間で1万人に過ぎません。

累積 – 死亡数 | exdeaths-japan.org

前回トピックスで紹介したように、オミクロン株のピークアウトが過ぎたアメリカやイギリス・ヨーロッパでは、ワクチンの副反応に対する懸念が広がっております。

コロナワクチンは、決して安全なワクチンではないことをもう一度踏まえて、小児へのワクチン接種を考えていただきたいと思います。

(2022.2.12. のがたクリニック)

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